AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する
高血圧について
1.血圧とは?
2.最大血圧と最小血圧
3.血圧の正常値
4.血圧上昇のメカニズム
5.血圧が高いと?
6.動脈硬化とは?
7.血圧の分類
8.高血圧の原因
9.高血圧の症状
10.高血圧の治療

1.血圧とは?
心臓から押し出された血液は「動脈」という血管を通って出ていきますが、
この血管の壁には『圧力』がかかります。この圧力が『血圧』です。
水道にたとえると、血圧は「水圧」に相当します。
水を流したゴムホースを手でつまんだときに感じる圧力です。
つまり血圧は「ポンプ」である心臓と、「ホース」である血管によってつくられます。
同じ太さのホースであれば、ポンプの力が強いほど圧力は高くなるはずです。
逆にポンプの力が同じなら、ホースが細いほど(ホースの抵抗が大きいほど)
圧力は高くなります。
血圧は、心臓の収縮によって動脈へ送り出される
・血液の量(心拍出量)
・血管の太さや硬さ(血管抵抗)
によって絶えず変化しています
血圧は周囲の要因により大きく影響を受けます。
立ち上がったり、座ったり、しゃべったり、笑ったり、食事したり、
運動したり、眠ったりの日常生活の一つ一つの場面や、
ストレスなどでもで大きく変わっているのです。
正常の人でも血圧の個人差は大きく、
一日の中でも朝と夜、緊張しているときとそうでないとき、
一年の中でも夏と冬ではかなりの変動があります。
また家で測ると低いが医師や看護婦が測ると高いという人もいます。
これを白衣高血圧と呼ぶそうです(^0^)
医師や看護婦の前では緊張してしまう人が結構いるんですね〜(笑)
血圧計で測るたびに値が違うというのは、当然であり、
厳密には脈拍1回1回違うのです。

2.最大血圧と最小血圧
血圧には最大血圧と最小血圧というのが有ります。
心臓の収縮によって、血液が大動脈に送り出されるときに
一番大きくなる圧力を最大血圧(収縮期血圧)または最高血圧といいます。
また、心臓と大動脈の間の弁が閉じ心臓が拡張するときには、
心臓から送り出される血液の流れが止まり、血圧は最小となります。
このときの血圧値を最小血圧(拡張期血圧)、または最低血圧といいます。
そして、この収縮期血圧と拡張期血圧との差を脈圧といいます。

3.血圧の正常値
WHO(世界保健機構)では、
最高血圧が100〜140mmHg
最低血圧が60〜90mmHgまでが一般に正常と考えられています。

4.血圧上昇のメカニズム
血圧の上下はいろいろな要因によって左右されています。
要因としては
・心臓から送り出される血液量(心拍出量)
・動脈壁の弾力性
・末梢の細い動脈の血管口径の変化(これにより血管抵抗が変化する)
・体内を流れる全血液量の増減
・血液の粘稠度の変化
などがあります。
なかでも、全血液量の増加とそれにともなう心拍出量の増加や
末梢血管抵抗の増加が、血圧を上昇させるもっとも重要な要因とされています。
この全血液量の変化は、
水分や塩分の摂取量の変化、
これらの変化をコントロールするアルドステロンと呼ばれるホルモンの変化、
腎臓からの排泄量の変化などの要因によってコントロールされているため、
これらの要因に狂いが生ずると、
全血液量の増加による血圧上昇がおこることになります。
また、末梢の血管抵抗は交感神経やいろいろなホルモンにより調節されていますが、
この調節に狂いが生ずると、血管抵抗が上昇し血圧が上がることになります。
以上のように、血圧はいろいろな要因によって
つねに変化しており、これらの血圧を調節する要因に狂いが生じ、
血圧が上がったままになると、高血圧症という病気の状態になるわけです。

5.血圧が高いと?
上記で話したように、血圧はつねに変動しており、
少々の血圧上昇があっても、それが短時間であるときは
ほとんど障害をきたしません。
健康な状態では動脈の壁も丈夫なので、
最大血圧が200ミリを超えても簡単には破れません。
問題は高血圧の状態が持続することです。
高血圧が持続すると、動脈硬化の進行が促進され、
脳卒中、心臓病、腎臓病などが高率に発症してくることが明らかになっています。

6.動脈硬化とは?
動脈が長い間高い圧力(高血圧)で動脈の壁が弾力をなくしてしまったり
動脈にコレステロールなどの脂肪が沈着して、
血管が狭くなり、血液の流れが悪くなったり、
動脈が石灰化して もろくなった状態、
つまり、古いゴムホースのようになった状態を動脈硬化といいます。

7.血圧の分類
日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインによると
血圧の分類は以下のように分類されています。
成人における血圧の分類
| 分類 |
最大血圧(mmHg) |
|
最小血圧(mmHg) |
| 至適血圧 |
<120 |
かつ |
<80 |
| 正常血圧 |
<130 |
かつ |
<85 |
| 正常高値血圧 |
130〜139 |
または |
85〜89 |
| 軽症高血圧 |
140〜159 |
または |
90〜99 |
| 中等症高血圧 |
160〜179 |
または |
100〜109 |
| 重症高血圧 |
≧180 |
または |
≧110 |
| 収縮期高血圧 |
≧140 |
かつ |
<90 |

8.高血圧の原因
高血圧の原因としては 一般には
・体質(遺伝)
・年齢
・ストレス
・塩分
・肥満
・タバコ
などが血圧を高くしているといわれていますが、
実際には、大部分の高血圧ではその原因を特定することができません。
これらの因子が複雑にからみあって起こっている高血圧は
『本態性高血圧症』と呼ばれています。
(本態性とは“原因が分からない・特定できない”という意味です。)
また、ハッキリとした原因のある高血圧は
『二次性高血圧症』といいますが、
本態性高血圧症からみると数は少数です。
二次性高血圧症には、腎臓が原因で起こる高血圧、
つまり腎炎や腎臓の動脈が細くなって起こるものがあります(腎性高血圧症など)
また、血圧を調節する様々なホルモンを分泌している臓器(例えば副腎等)に
腫瘍ができて、ホルモンが勝手にどんどん血液の中に出てしまうために高血圧になる方もいます。

9.高血圧の症状?
高血圧というと、症状は頭痛?!と考えがちですが
実は、血圧の上昇そのものが症状をおこすことはきわめてまれといえます。
血圧が高いから頭が痛いのではなく、
むしろ頭が痛いから血圧が高くなるということもあり得ます。
まれには高血圧が原因で本当に頭痛がおこることもありますが、
上の血圧が240とか260とか
下の血圧が130とか140とか通常のレベルからは大きくはずれた場合のことです。
一般に高血圧の人にみられる症状には、
高血圧をおこす原因と関係した症状と、
高血圧が持続することによっておこる
心臓、腎臓、脳などの障害によっておこる症状とがあります。
ですが、高血圧の大部分を占める本態性高血圧症では、
初期にはほとんど特有の症状はみられません。
高血圧による症状がみられたときは
心臓や腎臓、脳などの障害がかなり進行してしまっていることが多いのです。
その症状というのは、動悸、息切れなどの心不全症状や、
狭心症・心筋梗塞の症状である胸部痛であったりします。
また、脳卒中発作で発症することもまれではありません。
このように、大部分の高血圧ではその特有の症状はないので、
むしろ症状のない間に、食事療法や運動療法などの
一般療法とともに薬物治療を始めることが大切です。
こうすることによって、高血圧の持続によってもたらされる
心臓、腎臓、脳などの重要臓器に障害が発症するのを予防することが重要なわけです。

10.高血圧の治療
高血圧の治療には、非薬物療方と薬物療法があります。
非薬物療法とは、
お薬以外の治療のことで、
禁煙をしたり、塩分・お酒・体重を減らしたり、運動したりして治療します。
これらを行うと、ある程度の高血圧の予防効果があることが分かっています。
しかし現実には、これらを持続して施行することがなかなか難しいのです。
気をつける項目としては以下のようなものがあげられます。
・体重過多の場合は減量する。肥満係数で26以下とする。
(肥満係数(BMI)= 体重kg /(身長m)x(身長m)
男女とも20歳以上BMI=22を標準とする。)
・アルコール摂取量を、エタノールで1日30ml以下に制限する。
ビールでは720ml、ワインで300ml、100度のウイスキーで30ml。
女性および体重の軽い患者は1日エタノール15ml以下とする。
・有酸素運動を行う(1週間ほぼ毎日30-45分間)
・ナトリウム摂取量を1日2.4グラム、塩化ナトリウム(食塩)として6グラムとする。
・食事中カリウムの十分な摂取量(カリウムで1日約3.5グラム)を維持する。
・食事中カルシウムは1日600mg以上(牛乳で520ml)
およびマグネシウムの十分な摂取量を維持する
・総合的な心血管系の健康のために禁煙し、
食事中の飽和脂肪酸とコレステロールの摂食量を減らす
薬物療法とは、
高血圧治療の中心になるものです。
もちろん非薬物療法も大切ですが、血圧の数字を確実に下げるには降圧薬が重要です。
降圧薬には色々な種類があり、
その人にあった薬が処方されます。
1種類で効果が弱い場合は数種類を併用する事があります。
基本的なことでしたが、こんな感じかな?
身近に高血圧の人がいたら、教えてあげてくださいね♪